渡米が決まったご家庭の中で、「アメリカの保育園や幼稚園ってどんな感じなんだろう?」と考える方も多いかと思います。私自身、ヒューストンの保育施設で保育士とフランス語教師として勤務していた経験がありますので、アメリカ、ヒューストンのデイケアやプリスクールの選び方について少しお話しさせてください。 アメリカのデイケアとプリスクールとは? デイケアやプリスクールと呼び方が色々ありますが、簡単に分けると、デイケアは日本の保育園に近く、0歳児から入れる長時間かつ年間を通して保育してくれる施設です。一方、プリスクールは日本の幼稚園のように3歳児から入れる、保育時間が短い施設です。私が勤務していたのは前者のデイケアになります。そして、テキサス州の保育施設は基本的に私立経営です。保護者が支払う保育料が運営資金となるため、国からしっかり補助がある日本の保育施設と比べると、かなり高額です。 どんな人がテキサス、ヒューストンのデイケアやプリスクールで勤務している? テキサスのデイケア(0歳児から預けられる長時間保育施設)では、保育士になるための条件が比較的緩やかです。具体的には、就労許可を持っていること、高卒以上、18歳以上であること、CPR(心肺蘇生法)の研修を受けること、毎年30時間の研修を受けること、バックグラウンドチェックを通過することが求められます。バックグラウンドチェックでは、過去の犯罪歴などが調査されます。指紋採取や、海外に住んでいたことがある場合は、その全ての在住国や住所を申告する必要があります。このシステムにより、子供たちに危険をもたらす人物は基本的に採用対象から排除されるため、保護者としても安心できます。 ただし、日本のように専門的な教育を受けている保育士が少ないため、教え方やその質にはバラつきがあるのが現実です。また、保育士の低賃金やハードな労働環境から、辞める人も多いのが現状です。特に0歳児クラスでは、英語が話せない保育士がいることもあります。 ヒューストンやケイティでデイケアやプリスクールを選ぶ際のポイント ヒューストンでデイケアを選ぶ際のポイントをいくつか挙げます: ① 採用条件の確認:ヒューストンのプリスクールやデイケアで勤務している人は必ずしも英語のネイティブスピーカーではありません。 保育士がどのような資格を持っているか、高卒より上の学歴やネイティブの英語スピーカーである事を条件にしているか確認しましょう。正当なモンテッソーリ教育をおこなっている所であれば、スタッフはモンテッソーリ研修をしっかり受けているはずです。英語に関しては、折角アメリカにいるのにスペイン語や訛りのある英語を覚えてしまうのは勿体無いと思われるかもしれないので、確認が必要です。低賃金な職業でありながらかなりハードで責任のある仕事なので、辞める人も多く、特に0歳児クラスは保育士が英語をちゃんと話せない、というケースも珍しくありません。私が勤務していた所もスペイン語しか話せない南米などからの移民の女性が多く、意思の疎通が難しいこともよくありました。 ② テキサス州の園児VS保育士の比率:最低基準では質の良い保育は望めません。 ヒューストンが位置するテキサス州の最低配置基準は以下の通りです: 私自身、0〜11ヶ月と12〜17ヶ月クラスをこの配置基準で短期間一人で担当した経験がありますが、本当に大変でした。2歳児クラスは6人を1年間一人で見ていましたが、基準より余裕のある人数であっても、どうやって続けられたのか振り返ると不思議なくらい厳しかったです。どの年齢でも、最低配置基準ギリギリの人数では、安心して余裕を持った保育を行うのは難しいです。実体験から、どの月齢でも最低でも配置基準+1の2名体制は必須だと思っています。 園児と保育士の比率や、特にどの時間帯にその比率が守られているかをしっかり確認することが大切です。特に早朝や夕方は保育士が少なくなることが多く、手薄になることがよくあります。また、担任の先生が8時〜17時の時間帯だけ担当し、それ以外の時間は別の先生が担当することも珍しくありません。これらの点を考慮しながら、慎重に保育施設を選ぶことをお勧めします。その分保育料は高くなると思いますが、1クラス1人体制の保育施設は本当にお勧めしません。 ③ 園長先生の在籍年数:園長先生がコロコロ変わる保育施設は要注意 経営が安定している施設は、園長が長く在籍していることが多いです。短期間で変わる園長が多い施設は避けた方が良いかもしれません。例え今いる人が優秀でも、すぐにいなくなってしまう可能性もあります。 ④ ヒューストンのチャーチ付属のデイケアやプリスクールの注意点:アメリカらしいイベントが実施されない所もあります 教会内の保育施設では、厳格な教えがある場合もあります。アメリカらしいイベントが制限されることもあるため、確認しておくと良いでしょう。私が最初に勤務したところはハロウィンは厳禁、クリスマスはサンタクロースという言葉さえ禁句でした。 ⑤ Googleレビューの確認:いつ投稿されたレビューか確認しましょう。 他の保護者の評判を確認することで、施設の実態を知る手助けになります。時系列で評判に差がある場合は経営者や園長先生が変わったのかもしれません。娘が最初に入園した所は色々と悪い評判を聞かされていたけれど、実際入園してみると全く問題なく、後で確認したら経営者も園長先生も変わって改善した後だったようです。 ⑥ 保育施設の清潔さの確認:ヒューストンでは基本土足なのですぐ汚くなります。 保育施設の清潔さは、保育の質やスタッフの余裕を示す指標となります。気になる点があれば、他の施設も検討することをお勧めします。 ⑦ ライブビデオの有無:何かトラブルが起きた時にお守りとして。 保育施設によっては常に我が子の教室内の様子をライブビデオで確認することが可能です。何かトラブルが起きた時に何が起きたのか確認するのに有効です。心配でずっとチェックしてくなる気持ちも分かりますが、ほどほどに。 ⑧ テキサス州の監査結果の確認:抜き打ち監査はすべてのヒューストンのデイケアとプリスクールが対象 保育施設はすべて定期的に抜き打ちでテキサス州の監査を受けています。その時によってチェックされるポイントは変わってきますが、しっかりとルールを遵守して運営されているかを判断する材料になります。こちらのTexas Health and Humans ServicesのWebサイトから監査結果を確認することができます。 以上のポイントを参考に、お子さんに合った素敵なデイケアを見つけてくださいね! アメリカ、テキサス州のヒューストンやケイティでフォトグラファーとして活動しています。是非Webサイトをご覧ください。
パリやニューヨークでの前撮りフォトウェディングでは、ブーケも大事なアイテムの一つです。撮影のスタイルや個々のご要望に応じて、ブーケ選びにもさまざまなパターンがあります。これまでの撮影を通じて、以下のような選択肢を見てきました。 ① パリやニューヨークの景色が素晴らしいからブーケはいらない派 「スーツケースにブーケを入れるのが嵩張るし、潰れるからブーケは無し!」というパターンも多く見られます。手持ち無沙汰になりがちですが、個人的には何かしらのアイテム(小物や小さな花など)を持つことで、より自然な表情が引き出せるかなと思います。勿論ブーケなしでも撮影可能ですのでご心配なく。 ② パリやニューヨークに来る前に、お手頃な造花を事前に準備 意外と百均の造花、良いアイディアです!アップで撮らない限り、造花だとわからないですし、多少潰れてもOKな点が魅力。帰国時に荷物が増えたら、最悪置いて帰ることもできるので、荷物を減らしたい方にはぴったりです。 ③ パリやニューヨークでのフォトウェディング前に、プロに素敵な造花ブーケを依頼しておく 最近では、近くで見ても造花だとはわからないような素晴らしい造花ブーケも多くあります。日本から持ってくるのは大変かもしれませんが、豪華で素敵なブーケはやはり写真映えしますし、長持ちするので後で飾れる点も嬉しいです。 ④ パリやニューヨークでのフォトウェディング前にドライフラワーのブーケを準備 ドライフラワーのブーケもとても素敵です。花嫁様のお母様が準備してくれたという温かいエピソードもあり、淡い色合いがとても美しく、独特の雰囲気があります。持ってくるのが難しいかもしれませんが、こだわりたい方にはおすすめです。 ⑤ パリやニューヨークのお花屋さんで生花のブーケをフォトウェディング撮影前に購入 パリやニューヨークで、現地のお花屋さんでブーケを作ってもらう方もいらっしゃいます。言葉の壁に少し躊躇するかもしれませんが、地元のお花屋さんを訪れるのも、良い思い出になると思います。早朝撮影の場合、前日に購入してお水に浸けておけば大丈夫です。なお、スイートピーなどのデリケートなお花や、何かしらのアレルギーがある方は、ブーケに入れられる植物の確認をお忘れなく!稲科の植物にアレルギーを持った方が、なんかくしゃみが出るな、と思ってブーケに入っている植物を確認したら、案の定稲科の猫じゃらしみたいのが入っていました。アレルギーについてはこんな記事を見つけましたのでご参考に。 ⑥ パリやニューヨークのお花屋さんでフォトウェディング撮影中にブーケを購入 早朝スタートの撮影では、お花屋さんが開店するまでブーケなしになることがありますが、お店が開いてから自分の好きなお花を選んで束ねてもらうというのも、かなりロマンチックな選択です。もしお店の許可があれば、そのお花屋さんで撮影するのも素敵な思い出になります。通訳しますので言葉の壁はお気になさらず!!実は元々日仏の翻訳通訳が本業でした。 ⑦ パリやニューヨークではフォトウェディングの撮影隊が沢山。誰かのブーケを再利用できるかも? これはちょっと驚きのエピソードですが、パリのセーヌ川沿いで撮影中、ピンクのバラが落ちていて、明らかに捨てられたばかりのものを見つけた花嫁様が、躊躇なくそれを拾い上げ、そのままブーケとして使用しました(笑)。「これで買わなくていい!」と、かなりラッキーな展開となり、その日の撮影では完璧に活躍しました! どのパターンにもメリットとデメリットがあり、最終的にはお二人のスタイルや希望に合わせて選ぶことが大切です。どんなブーケでも、お二人の大切な記念の一部ですから、素敵に仕上がること間違いなしです!何かご不安な点があれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。 Petite Nao Photographyのパリやニューヨークでの前撮りフォトウェディングについてはこちら(NY)とこちら(パリ)をご覧ください。
パリやニューヨークでの前撮りフォトウェディング、どんな靴を選ぶか悩まれていませんか?今までの経験からどんな靴がおすすめか、現地の様子を交えてご案内します。 パリやニューヨークでの前撮りフォトウェディングにはフラットな靴がおすすめです。 私のおすすめは フラットなバレエシューズ です。 Petite Nao Photographyのフォトウェディングでは、たくさん歩いたり、動いたりすることになります。撮影中はもちろん、移動はバスや地下鉄、徒歩がメインとなります。 パリやニューヨークは石畳など足場が悪い所が多いです。 特にパリのような石畳が多い場所では、ヒールがある靴だと、慣れていないと歩くのが大変になってしまうことも。 ニューヨークの場合、石畳は少ないですが、ブルックリンブリッジでは隙間が広いので、ヒールがすっぽりはまってしまうことがあります。 パリやニューヨークでの前撮りフォトウェディング、ヒール希望なら2足準備!! それでも「お気に入りのヒールを履きたい!」という気持ちもよくわかります。その場合、ヒールの靴を履いた上で、歩きやすく、着脱しやすい、かさばらない靴 をもう1足持って行くことをお勧めします。移動中や撮影中にさっと履き替えられる靴があると、足元の不安を軽減できます。 パリやNYのフォトウェディング:靴擦れができる前にガードしましょう!! また、おろしたての靴は要注意!最初は問題なくても、長時間履いていると靴擦れができやすいので、事前に履き慣らしておくことが大切です。もし新しい靴を選ぶ場合は、絆創膏などで事前にガードすることをお勧めします。 「撮影の時、足が痛かったな…」という思い出が残らないように、靴選びは慎重に!快適な靴で、素敵なフォトウェディングを楽しんでくださいね。 Petite Nao Photographyのパリやニューヨークでの前撮りフォトウェディングについてはこちら(NY)とこちら(パリ)をご覧ください。
パリやニューヨークでの前撮りフォトウェディングでは、どんなウェディングドレスを選ぶかも大事なポイントです。フォトウェディングにはさまざまなスタイルがあるので、それに合わせたドレス選びをすることが大切だと思っています。 パリやニューヨークでのフォトウェディングはシンプルドレスがおすすめ Petite Nao Photographyの撮影スタイルでは、たくさん動いていただき、移動も地下鉄やバス、徒歩がメインになります。そのため、シンプルで動きやすく、多少汚れてもOKなドレスが一番です。 実際にこれまで撮影してきたお客様の多くは、結婚式で実際に着用されたドレスや、撮影用に安くてシンプルだけど安っぽくないデザインのドレスを持参されていました。写真に写った時、ドレスが高いか安いかなんて分かりませんし、一番大切なのは、お気に入りのデザインであることと、着心地が良いことです。 シンプルなデザインのドレスは、嵩張らないので機内持ち込みも可能。これで、ロストバゲージのリスクも減ります。 長くて下に付いてしまうドレスはかなり汚れてしまう事を覚悟の上でご着用ください。撮影スタイル的にかなり動きますので、汚れを防ぐのはほぼ不可能です。 Petite Nao Photographyの撮影スタイルだと豪華ドレスは不向きです。 もし豪華でボリュームのあるドレスを選びたい場合は、専用車やアテンド付きの撮影プランが適しているかもしれません。そういったプランでは、ドレスの取り扱いに特別な配慮がなされているので、移動の面でも心配が少なくなります。 パリやニューヨークでのフォトウェディング、ウェディングドレスである必要はありません!! 勿論ドレスではなく、お気に入りのワンピースなどカジュアルな服でもOKです。パンツスーツもカッコいいですよね。 いずれにしても、最も大切なのは自分らしく、快適に過ごせるドレスや服を選ぶことが大事です。素敵なフォトウェディングの一日を楽しむために、自分にぴったりのドレスを見つけてくださいね! Petite Nao Photographyのパリやニューヨークでの前撮りフォトウェディングについてはこちら(NY)とこちら(パリ)をご覧ください。
In the vibrant and cosmopolitan city of Houston, there are several daycares & preschools with French immersion program in Houston. If you want your little ones to learn French with good pronunciation from an early age, an immersion program can be a great option. With my husband being French and me being Japanese, we speak […]
Christmas mini session at home in Houston I absolutely love the holiday season—there’s so much to photograph! That’s why I’m offering a documentary-style Christmas mini session at home lasting one hour. Here are some of my favorite kid-friendly activities that lead to beautiful memories (just a heads-up, they can get a bit messy afterward): Christmas […]