パリでの防犯対策:スリ・置き引きから身を守るためのポイント

パリの街中を歩く人の影
パリの街中を歩く人の影

パリはその美しい街並みや歴史的な名所で世界中の観光客を魅了しています。しかし、観光地として人気が高いため、スリや置き引きなどの犯罪が多発しています。特に観光客はターゲットにされやすいので、訪れる前にしっかりと防犯対策を行い、安心してパリを楽しみましょう。本記事では、パリでスリ被害に遭わないための具体的な防犯対策を7つのポイントで紹介します。

パリでのスリの実態

パリでのスリは非常に巧妙で、プロのスリ集団が観光客をターゲットにすることが多いです。特に、無防備に歩いている観光客を狙う手口が一般的です。パリのスリはただの軽犯罪ではなく、計画的に行われるため、十分な警戒が必要です。

パリでのスリ被害を防ぐための7つの重要ポイント

  1. バッグは体の前で管理
    バッグは必ず体の前で持ち、しっかり閉じておきましょう。後ろポケットに財布やスマホを入れることは避けましょう。防犯のためには、ジッパー付きのバッグや安全なポーチを選ぶことが効果的です。
  2. スマホを手に持つ際も警戒
    スリはすれ違いざまにスマホを奪うことがあります。公共の場所では特に注意を払い、スマホを手に持つ際は周囲に目を配りましょう。
  3. 高級ブランド品を隠す
    高級ブランド店で購入した商品は目立たないようにし、ショッピングバッグが外から見えないようにしましょう。大きめのバッグを使って隠すことが安全です。
  4. メトロでは発車間際が危険
    メトロ内で発車間際に盗難が発生することがあります。周囲の状況に注意を払い、スマホや財布を手に持つ際は特に警戒しましょう。
  5. 見知らぬ人には注意
    話しかけられた場合、注意を引き、その隙に共犯者が近づいてくる可能性があります。周囲に警戒を払い、荷物を守ることが重要です。
  6. 財布の出し入れは慎重に
    財布やクレジットカードは、外から見えないように慎重に扱いましょう。常に胸ポケットや内部のポーチに保管し、バッグの奥にしまうことをおすすめします。
  7. 持ち物から目を離さない
    どんな小さな隙間でもスリのチャンスとなるため、持ち物から目を離さないようにしましょう。手元に置き、常に警戒心を持つことが大切です。

私自身の体験談と実践している防犯対策

私はパリで長年暮らしていますが、スリ被害に遭わないように、特にカメラなどの高価な荷物にはリュックを愛用しています。リュックのジッパーにはカラビナを付け、開けにくくしています。また、財布や貴重品は常に身体の前側にポーチで携帯しています。警戒心を持ち、周囲を意識して行動しています。

最後に:パリで楽しい旅行を過ごすために

「フランス旅行を楽しめなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、心配はいりません。大切なのは「私は警戒しています」というオーラを出すこと。これだけでスリ犯はターゲットを変え、リスクを減らすことができます。安心して、パリの美しい街並みを存分に楽しんでください。

パリでフォトウェディング撮影を行っています。詳細はこちらから。

パリの在仏日本大使館の安全に関するページはこちらから。