パリのメトロとバスの料金システム

パリのメトロの構内で地下鉄の到着を待つカップル
パリのメトロの構内で地下鉄の到着を待つカップル


2025年1月から、パリの公共交通機関の料金システムが大きく変わりました。


以前はパリ市内とその外のエリアでゾーン分けされていた料金が、イル・ド・フランス地方全域で均一料金になりました。
これでシンプルになったのは嬉しいですが、料金的には一長一短…。
詳しくご紹介します!


パリとパリ近郊の地下鉄やバス、トラムの新しい料金システムはこんな感じ

  • メトロ: 2.5ユーロ
    数駅だけの移動でも2.5ユーロ。ベルサイユまで行っても2.5ユーロ
    ただし空港へ行くには13ユーロ。
  • バス&トラム(路面電車): 2ユーロ
    バスやトラムも均一料金になりました。

パリとパリ近郊の地下鉄やバスの新料金システム:お得な様なお得じゃないような?

  • パリ市内中心の観光客にはちょっと値上がり
    パリ市内だけを移動する場合は、以前より割高に。
  • 郊外に行くならお得!
    ベルサイユ宮殿やディズニーランドに行く場合は、料金が下がると共にとってもシンプルに。
  • 空港への移動は高いまま…
    パリ市内からオルリー空港シャルル・ド・ゴール空港へ行く場合は、13ユーロと少し高め。年々値上がりしています。

新しい料金システムの利点

  • シンプルでわかりやすくなりました。
    ゾーン分けがなくなったので、間違えて不正乗車になって罰金を取られる心配が減りました。
    これは安心ポイントです。
  • 1日に5回以上乗るなら「NAVIGO JOUR」がお得です。
    1日券「NAVIGO JOUR」は12ユーロ。
    1日に何度も乗る予定がある場合はお得です。

おすすめの乗り方

Navigo Easyカード

  • Navigo Easyカードが便利です。
    まずは「Navigo Easy」というカードを2ユーロで購入し、チャージして使います。チャージは窓口、券売機、或いはÎle-de-France Mobilitésのアプリで。乗車するたびにタップする形になります。
    1日券もこのカードにチャージできるので、とっても簡単です。
  • Navigo Easyは窓口やカード販売対応の自動券売機で購入できます。フランス語が喋れないのに窓口では…と躊躇してしまうと思いますが、購入に対応している券売機は数が限られているのでご注意ください。

Île-de-France Mobilitésアプリ

  • アプリをダウンロードしてチャージしておけばすぐにメトロや電車に乗れます。
    窓口は長蛇の列、券売機は故障中、とかいう事もあるので、アプリをダウンロードしておけば、待つ事なくスムーズにパリのメトロやバス、電車を利用することができます。海外SIMカードなどを入れてスマホでデータを使える状態であればとっても便利です。


フォトウェディングでの移動もメトロやバスがおすすめ!

Petite Nao Photographyのフォトウェディングでは、メトロやバスでの移動をおすすめしています!
なぜかというと、移動中も撮影が続けられるからです。
メトロやバスの中でも素敵な写真が撮れるので、是非こちらから撮影例をご覧ください。